ヨナオシクス

まったり三十代フリーライター(ワープア)が様々なことを調べています。主なソースはWikipediaとYoutubeです。

お金持ちの気持ちと貧乏人の笑顔

「もっと給料の高い仕事がいい」

 

「もっと年収を上げないと」

 

「もっとお金が欲しい」

 

「お金で全ては解決できないけど、95%くらいの悩みは解決できるんじゃない?」みたいな話を職場の人と喫煙所で話していたあの頃。

 

「お金」が頭の中を占有していた時期があったが、ふと「お金持ちを目指しているものの、そういえば実際のお金持ちってどんな気持ちなんだろう?」と疑問を抱いたことがあった。

 

美味いものを食べて、いい女を抱いて、いい車に乗って、パーティーをして、旅行をして、好きな時間に起きて寝て、と頭の中で作り上げられた「お金持ちイメージ」はあったものの、実際の金持ちに会ったことはまだその当時なかった。

 

しかし、長年フラフラ生きているとベンチャー企業の社長やちょっとした有名人に出会うこともある。

 

若いとやはりお金と体力が有り余っているので、パーティーや酒やと遊び倒しているのだが、あまり心の底から楽しんでいるような感じでもなさそうだった。

 

「死にたい」「羨ましい」とも言われたこともあるが、「いや、こっちが死にたいし羨ましいんだが」と言っている意味がよく分からなかった。

 

一代で富や名声を得た人には「訳ありの人間」「コンプレックスの強い人間」が多かった気がする。会った範囲内の話だから全てがそうだとは言い切れないが、会社経営者の伝記にもそんな話は多かった。

 

そういう気持ちが強いからそれをバネにしてのし上がったというのはあるのだろう。もし、満たされていたらそんなことする必要はないのだから。

 

心の中の渇望感を上を目指すことで埋めてきたものの、上に上がってそれが満たされたら心の中にぽっかりと穴でも空いてしまったのだろうか。

 

お金持ちにならなければその気持は分からないのだろうけど、「なんか思ってたのと違うな」とそこまでお金持ちになりたいとは思わなくなっていた。

 

もし、自分がお金持ちになったらどういう人間になるのだろう。きっと今までの反動で人の頬を札束ではたくような人間になる予感がする。キャッシュレス社会になったらその心配はなくなるのでとても良いことだと思う。

 

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別の日には、「貧乏人」の姿を見る。

 

地べたに座って他のホームレス仲間と酒盛りをしていて、手にしているのはカップ酒で上等なものではないのだがなんか楽しそうに談笑していた。

 

「なぜこの状況で笑っていられるのだろう」というのが率直な感想だった。

 

ただ単純に酒を飲んでたからだったのかもしれないが。

 

クレイジージャーニーに出ていた「名越啓介」というカメラマンも、フィリピンのゴミ溜めのようなスラムで暮らしている子供達が笑っているのを見て「なんで笑っているのだろう」と似たような感想を抱いたと言っていた。

 

今でも歓楽街で身なりのいいおじさんが、この世の終わりのような暗い顔して歩いているのを見ると、「なんで笑ってないんだろう」と思ってしまう。

 

「笑顔」ってなんなんだろう。

 

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