ヨナオシクス

まったり三十代フリーライター(ワープア)が色々なことを調べています。主なソースはWikipediaです。

「毒になるテクノロジー」「ネットバカ」を読んで、インターネットの負の側面を考えた。

インターネットが巷に普及してから、まだ20数年しか経っていないという。本格的に一般で使われだしたのはADSLが出たあたりからなのだろうか。

 

「夢の詰まった可能性の道具」

 

そんなイメージをインターネットに抱いていたが、インターネットを使うことの負の側面についてあまり考えたことがなかった。アル中、ニコ中、カフェイン中の目線からインターネットにどこかドラッグの臭いをいつも感じていた。

 

ある時期まで日本では覚醒剤が合法だった時期があるそうだが、松本人志のラジオでお母さんが勉強を頑張っている息子の部屋に、お夜食と一緒にヒロポンを持ってきていたと小話をしていて昔は一般家庭でも普通に使われていたことを知る。

 

合法か違法かただそれだけの話なのだ。

 

薬品であればある程度の臨床試験を済ませた上で市場に放出されるはずだが(実際はどうだか分からないが)、工業製品は人体に対する影響はリリース前のチェックの対象外ではないだろうか。後々問題が発生してから禁止されるなんてことはザラにある話だと思う。

 

そこで、数冊インターネットの人体に与える影響について書いてある書籍を数冊読んでみた。

 

「毒になるテクノロジー」

毒になるテクノロジー iDisorder

毒になるテクノロジー iDisorder

 

 

「ネット・バカ」 

ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること

ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること

 

 

簡単に気になった内容をまとめてみる。

 

マルチタスク

マルチタスクには、物事を並列で処理して効率化がなされているイメージがあったが、脳内処理では実は都度都度スイッチを切り替えているため並列処理ではなくかえって効率が悪いようなことが書いてあった。

 

このマルチタスクというはコンピューターの進歩とともに、世間に広まりだした言葉ではないだろうか。

 

マルチタスクをずっと行っていると注意力が散漫になり、物事を深く考えられず、脊椎反射的に外部情報に反応するようになるのだろうか。最近ネット利用時間が長い人に「本を読めなくなる」傾向があると目にしたが、ここになにか関連性を感じてしまう。

 

ADHDSNS

ADHD(注意欠陥、多動性障害)という病気もよく目にする単語だが、人間の脳は元々注意散漫な状態がデフォルトらしい。もしそうなら、教育などで矯正することで集中力を身につけたのだろうか。

 

人間も動物だとすると文明が発展する以前はジャングルに住んでいて獲物を獲ったり、周囲から襲われないように常に周囲にアンテナを張っていただろう。そう考えると注意散漫がデフォルト説は筋が通るような気もする。ジャングルで集中力を発揮して米粒に絵を描いていたら野垂れ死ぬだろうし。

 

そして、SNSを始めとした様々なプラットフォームのニュースのタイムラインは、次々と新しい情報を流している。この環境がジャングルに似ていて、ずっと使っているとADHDのような症状が出てくるというのは興味深い。

 

ただ、病気といえばなんでも病気になる世の中なので、ADHDは規律を重視をする社会では病気なのだろうが、自分で獲物を採るような仕事ではメリットになるのかもしれない。

 

テクノロジーが進歩することで人間がお猿さんに戻っていくというのは、SF小説のような話だなと思う。

 

自己愛

自己愛性人格障害またはナルシシズムというものがあるが、ここに多くの現代人が苦しみを感じている原因があるのだろうと思っている。

 

SNSはこの自己愛を歪んだ形で育むことを助長するそうだ。元々自己愛的な人物がSNSを使うのか卵と鶏の関係にあるようなので、もっと研究が進めばいいなと思う。

 

自己愛については別途まとめて、つらつらと書いてみようと思っている。

 

まとめ

「ゲームは一日一時間」。

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