ヨナオシクス

まったり三十代フリーライター(ワープア)が様々なことを調べています。主なソースはWikipediaとYoutubeです。

Googleの崇高な理念と情報の中立性

Googleといえば今では老若男女国籍問わず(使えない国もあるかな。。)世界規模で日常生活において切っても切り離せない検索ツールとなった。

 

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一番初めにGoogleの存在を知ったのは中学生の頃だっただろうか。Netscapeなんてものがあった時代、学校の授業でコンピューターに触れた際に「ここに文字を打ち込むと検索ができる」と先生が切り替えた画面に映し出されたのが赤青黄色で装飾された「Google」という文字列だった

 

それ以来大学生までパソコンとは疎遠な生活を続けていたものの、音楽制作に使えると聞いてからADSLの登場でインターネット回線が高速化した時期にパソコンを使い始めた。

 

当時は分からないことは全てGoogleで調べていた。

それ以来、かれこれ10年弱「Google先生」にはお世話になっている。

 

Googleという会社には当初崇高な理念があった。

Googleが公開している資料にもそれは明記されている。

 

Google について:


Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること
です。

Google の創設者であるラリー ペイジとサーゲイ ブリンがその使命を達成する最初のステップとし
スタンフォード大学の寮の部屋で始めたオンライン検索への新しいアプローチは、世界中で情報
を検索する人々の間に急速に広まりました。1998 年の創業以来、検索エンジンの操作性と品質向
上に注力し、現在、Google は、簡単な操作で数分の一秒の間に関連性の高い検索結果が得られ
る世界最大の無料検索エンジンとして広く評価を受けています。 

 

引用元:

http://www.sneed.co.jp/docs/Google09610.pdf

 

 

 

「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」

というとてもシンプルな目的に沿って出来上がった検索エンジンGoogleなのである。

 

創立当初のGoogleには広告がなかった。

どの本だったか失念してしまったが、Googleが経営上の必要性から広告事業に乗り出す際に創業者のラリー・ペイジセルゲイ・ブリンが躊躇したという話を読んだことがあった。

 

その理由が当初掲げていた理念に対して「中立性を損なう」からだったそうだ。

 

結果として広告事業はスタートし、リスティング広告などが検索時に頻繁に表示されるようになった。

 

なぜこの話を書いたかといえば、最近のGoogleの検索は検索結果に偏りがあって、新しい情報ばかりが上位に表示され古い情報にアクセスしずらくなっていると感じるからだ。

 

もちろん、広告以外にSEO対策などによって恣意的に上位表示されるような試みがなされていることも要因の一つではあるとも思う。

 

つまり、ビジネスとしての利用が促進されてしまったことで、Googleの当初の理念は形骸化してしまったのではないかということだ。

 

そこに、昔は若く理想に燃えた優秀な先生が年を取り、世間の手垢がつき、世の中の道理に迎合してしまったかのような寂しさも感じられる。

 

広告を載せてしまう自分もそこに少し後ろめたさを感じてしまう。でもお金欲しいし。。

 

まあ、形はどうであれ「Google先生」にはこれからもお世話になることには変わりはない。

 

そういう意味では自分の中では一番長い付き合いの先生なのかもしれない。

 

(この本だったかな。。)

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

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