バイトをクビになって早1ヶ月。
収入があったときのようにお金を使っていて、
ある日銀行口座を見て、
「うわ、このペースで使ってたらやばいんでないかい?」
といった疑問がふと湧いてきた。
試算してみたらこのまま収入がない状態で、今までのペースでお金を使っていたら毎月10万の赤字になる計算だ。生活をいきなり切り詰めるのは、思ったよりもパワーがいることを学ぶ。
タバコもやめたし、禁酒を始めたし、あと削れるものは。。
「そうだ、食費がある」
平均して毎月3万円以上も食費に使ってる。これをなんとかして減らしたい。
そこで、昔テレビで見た60近いのに若作りな「南雲先生」のことを思い出した。若く見られる秘訣は一日一食にあるということだった。
若返るわ、食費は減るわといいことずくめのようなので、何冊か食関連の本を読んで、自分に合ったメソッドを開発することにした。
空腹が人を健康にする「南雲吉則」
南雲先生の代表作。独自の食事に対する概念が展開されていて、一日一食を始めるに当たって基本的な部分を理解するのに役立った。
一応お医者さんが書いているので信頼性があると思うが、100%正しいのかは知らない。ただ、ご自身で実証されているので参考書としては有用だと思っている。
食禅心と体をととのえるごはんの食べ方「柿沼忍昭」
曹洞宗永平寺で修行を積んだお坊さんが書いている食事に関する思想書。食禅(じきぜん)と読むそうだ。「いただきます」に始まる日本の食事作法の意味など、発見の多い一冊だった。
「体の飢えは心の飢え」「食事の仕方を見ればその人間が分かる」というのは一周回って目から鱗だった。小さい頃はそんなことよく言われていたのに忘れていたなあ。
不食という生き方「秋山佳胤」
食事をしないで生きている人の本。ここまでくるとオカルトチックだが、世の中には科学では解明されていてないこともあるし、興味本位で読んでみた。
弁護士であり、ホメオパシーと呼ばれる代替医療の博士号を持つ、異色の経歴の人物だ。本の内容は具体的なメソッドよりも、感情の動きについての説明がメインだった。
ここでも、「過食は感情の飢え」であることに触れており、多くの本をまたいで主張されているからには、ここに何かヒントがあるのだろう。
リヴィング・オン・ライト ― あなたもプラーナで生きられる「ジャスムヒーン」

- 作者: ジャスムヒーン,埴原由美
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上記、秋山弁護士がこの女性の主催するワークショップに参加したことで、不食に目覚めたそう。不食界のレジェンドのようだ。
内容は、スピリチュアル色がとても強く「アセンション」や「ワンネス」といったパワーワードが続々出てくる。
肉体はバイオコンピュータ、思考はソフトウェア、人生はプリントアウト
のようなことを書いていて、このフレーズがなぜか印象に残っている。ここでも、物の考え方の重要さに触れられている。
自分にあった食事方法
色々読んで思ったのは、自分には不食はまだ無理だなということ。一日一食も「まあ、基本一食にして腹が減ったら間食する」くらいにしておこうと思った。
倒れたら病院代かかるからね。